『福井の五目釣り』

台風21号の通過後の冷え込みで乗鞍岳は初冠雪。
飛騨ではこれを合図に冬支度が始まる。

『乗鞍岳はすっかり冬の装いに…』

先週、急ぎの出荷を終え、
久々に福井の海に根魚狙いで出掛けた。
飛騨から岐阜経由約150kmのロングドライブを経て敦賀市近郊の漁港に午後8時半に到着。ここはメバル、カサゴ、キジハタ、チンタ等の実績がある。

身支度を済ませ対岸に回る。
今回は開発中の天秤テストも兼ねて餌釣りで狙う。

『時折ハゼとセイゴが喰ってくる』

メバルロッドに天秤をセットし餌はアオムシで釣り始める。
かなり海藻が繁茂し釣りづらく仕掛をダウンショットリグに切り替えて探って行くが本命のアタリが無いまま時間だけが過ぎて行く…
時折小さなアタリが出て釣れるのは
小さなセイゴ、
ハゼ…
打つポイントを少しずつずらし
バラ根がある所を探り、まずまずのカサゴ。
連発で良型のキスと続く…。

『今、喰ってますよ~的なアタリはカサゴ!』
『ロッドを曲げたのは良型キス。こいつは引ったくる様なアタリが出る。』

干満の差が少ない日本海は沖合いのウネリ等でも緩い潮流が出たり、
明確な流は出にくいが僅かな潮流で食いが立つ。

1時を回る頃から風向きが東風となり港内は風波が立ち始める。
ウエイトを8gに変更し糸フケで仕掛が流されるのを防ぎ
遠投して照明の明暗境目をスローで探り小気味良いアタリはメバル!

『レギュラーサイズのメバルは小気味良いアタリが・・。』

『五目めはチャリコ。独特な切れのあるアタリが出る。』

港湾の五目釣は魚種に因る異なるアタリを楽しんだり、 釣り方、仕掛を工夫するのもこの釣りの楽しみを広げる。

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