『渓流魚の悲鳴』

一昨年の3月に降った 水分の多い雪で 飛騨地方の山林は大きな被害を被った。
渓流沿いの山肌はおびただしい倒木が重なり、近年のゲリラ豪雨が倒木で荒れた山肌を削り大量の土砂は渓流を埋め 川原には大型重機が並び河川改修が続いている。
美しい流れはいずれ用水路と化してしまうだろうか?
地球規模の異常気候は海流と水温を変化させ、ゲリラ豪雨、大型台風と各地で甚大な被害が発生してる。

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『豊かな森は倒木の山と化してしまった…』

渓流魚には、酸性雨もかなり影響がある筈だ。酸性雨が話題になった、20年ほど前、中禅寺湖水産試験場の検証では産卵期のヒメマスを片側は渓流の水、もう一方には僅かに酸を混入した水槽での比較検証。
酸を混入した水槽ではヒメマスは産卵行動をとらなくなる衝撃映像を見た。

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『この美しい渓流魚達を次世代に残せるのだろうか』

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『このイワナを育んだのは豊かな森と流れが証だ…』

この現実を目の当たりすると渓流魚の悲鳴が聞こえそうだ…
かなり愚痴っぽくなってしまった。

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