近郊の桜も満開。益田川水系にルアー、フライフィッシングに行った。
今年もイワナは有望だな。
ルアーの企画、設計、生産、販売
近郊の桜も満開。益田川水系にルアー、フライフィッシングに行った。
今年もイワナは有望だな。
6月に入り 河川も落ち着きを取り戻し久々にフライで近くの 小さな渓流に行ってみた。
ここは一昨年、ミノーでイワナ50cmを釣ってる大物期待の谷だ。
上流部に入渓し釣り上がる事にする。ロッドは5F♯4、フライ♯14カディスで釣り開始。
流れからは適度に反応があり
飽きない程度に釣れる。
川底に岩盤の切れ目があるイワナの定番ポイントに
キャスト。
流下するフライが岩盤の切れ目を通過しても出ない…ここは必ず居るはずだ?
2投、3投目… やっとイワナがゆっくり浮いてきてフライを吸い込んだ‼
ゆっくり大きめにアワせ!クネるイワナを岸に寄せて手取でランディング!
この後も飽きない程度に釣れやがていつもの退渓ポイントで上がる。
テンカラはフライを始める前の10代の頃やってた。
こんな本流では3mの竿にラインは2ヒロでやる。
取引先の依頼でテンカラ毛鉤も巻いている。
ヤマメ用5種類、イワナ用6種類を先日出荷した。
テンカラ毛鉤は 竿、テーパーライン、毛鉤とシンプルなタックル故にポイントの読み方、アプローチの善し悪しが釣果を分ける。フライもテンカラも毛鉤釣りは「浮かべてダメなら沈めてみる…沈めてダメなら引いてみる…」
水面直下を如何に釣るかが鍵と思っている。
予想通り釣人は多く予定の渓流も1~2日前の足跡が目立つ。
流れに降りる
林間で交尾してるギフチョウを見つける。確実に次世代に命は受け継がれて行く。
ギフチョウの周りには食草のカンアオイが群生してる。
まともなポイントではイワナが反応しても喰ってこない…
竿ヌケしてる様な小さなポイントで
は確実に喰ってくるが数は伸びず
約1.5km釣り上がりイワナを2人で18匹。
堰堤落ち込みの尺イワナはカエルを捕食していた。
ここで退渓し一旦家に戻り昼寝…夕マズ狙いで近くのダムに行く。
飛騨には大小様々なダム湖がありいずれも大型トラウトを育む。ポイントに着き痛恨のミス!
ロッドを忘れ指をくわえて見るしかない…
仕方無く車で休んでると息子が窓越しに良形サツキマス46cm
翌日は岐阜から息子が来て息子二人で出掛け、弟が50.5cmのサツキマス!
連休中を考えれば毎日釣果があるのはラッキーだ。
これ等のサツキマスは来客用にキープしルイベ、唐揚げ、魚すきとし美味しく頂く。
自然の恵みに感謝。
ダム湖攻略は流れがある河川とは違うテクニック、攻略法が求められる。
通い詰め、色々試しながら魚に教えを乞うしか無い。
結果は釣果となって現れる。
我々のルアー開発コンセプト
「答は魚に聞け!」
土曜に新製品出荷を済ませ一段落した。
飛騨も夏日が続き、水温上昇、渓流魚の活性も上がると踏んで久々に朝6時半から出掛けてみた。
日曜でも幸い先行者無し。
入渓ポイントに着き早速、手頃な瀬に降りて釣り開始。
直ぐ小型のヤマメが50mmのミノーに食ってきた!
読通り流れからは必ず反応があり連休の来客の為に本日はキープ。
対岸岩盤に流が当たり水深もあるポイントで上流側からミノーを流し込み岩盤に擦る辺りで強めのトゥィッチを入れた瞬間にイワナが食ってきた!
大きな瀬ではヤマメが数匹連発、其にイワナが混ざる感じで順調に遡行。2時間ほど釣上がった頃、田んぼから代掻きの濁りが入り納竿とした。
渓流釣はルアー、フライ共にキャステングが全てと思っている。
魚が定位するポイントに如何にピンで打ち流れの筋をトレースするか。
ドライフライは流れにフライを乗せたら後は魚任せ。
ルアーは着水後、積極的にアクションを与えリアクションバイトを取って行くアクテイブな釣だ。
無論、ポイントまでの距離感が必要なのはフライ、ルアーも同じだ。
対岸のブッシュに引っ掛けてばかりでは釣に為らずルアーロストに繋がる。
時には目標を決めキャステングの練習も必要かも知れない。
⬛小熊出現!
家に戻り魚を処理し買い物に出た。
すぐ先の公民館の脇から突然、真っ黒な動物が通りを横切った!犬では無いのは明白‼
真っ黒、丸い体つき?
間違いなく小熊‼
きっと親熊も近くに居る‼
かなりヤバイ‼
今朝も高山市の熊情報で秋神川沿いの黒川地区で親子連れの熊が目撃されたりと暖かくなり里山には山菜も芽吹き始め野生動物の活動も活発になって来た。
林道脇の草原等の土を掘り起こした様な跡があれば猪がミミズ等を食べた後だ。
渓流釣は魚だけでなく、大型野生動物との遭遇にも十分気を付けねば為らず単独入渓は色々なリスク回避からも避けた方が良い。
4月に入り、暖かな日が急転し昨日は名残雪が舞い気温も0℃。
明け方の冷え込みで庭はうっすら雪景色。
防寒を着込んで
夕方、近くの秋神ダムに出掛けた。
日曜と言うこともあり釣り人の姿も見える。
いつものポイントに降り、まずは探りのスプーン。
これは1978年にサツキマス狙いで自作しその後、カメレオン、ヨークスプーンと名を変えリリースした信頼の7gスプーンだ。
ここはイワナ、湖沼型サツキマス、シラメがターゲットとなる。
最初はシラメ狙いで表層を探り小さなシラメか数匹。
試作シンキングミノー50mmに変えスローで引きながら探りを入れる。
いきなり引ったくるアタリが出てフッキングしたのは尺クラスのイワナ。
いきなりミノーを引ったくったイワナ。
大きな尾ヒレがダム湖育ちの証だ。
少し下流で有恒君がサツキマス36cm をスプーンで掛ける!
アマゴの湖沼型36cmサツキマス。
銀の鱗を透かし朱点が微かに見える。ミノーから再びスプーンに代え イワナを追加し 二人でシラメを除き6匹。
2時間の釣行ではまずますの釣果だ。
今回のヨークスプーン
試作ミノー50mm
ダム湖の釣りはキャステングの位置を少しづつずらし、トレースし、水深も変え広範囲に探る。
湖の釣りは概ね回遊、時アイ待ちの釣り、投げて卷きの繰返しから時として大物が姿を見せるのも魅力だ。
台風21号の通過後の冷え込みで乗鞍岳は初冠雪。
飛騨ではこれを合図に冬支度が始まる。
『乗鞍岳はすっかり冬の装いに…』
先週、急ぎの出荷を終え、
久々に福井の海に根魚狙いで出掛けた。
飛騨から岐阜経由約150kmのロングドライブを経て敦賀市近郊の漁港に午後8時半に到着。ここはメバル、カサゴ、キジハタ、チンタ等の実績がある。
身支度を済ませ対岸に回る。
今回は開発中の天秤テストも兼ねて餌釣りで狙う。
『時折ハゼとセイゴが喰ってくる』
メバルロッドに天秤をセットし餌はアオムシで釣り始める。
かなり海藻が繁茂し釣りづらく仕掛をダウンショットリグに切り替えて探って行くが本命のアタリが無いまま時間だけが過ぎて行く…
時折小さなアタリが出て釣れるのは
小さなセイゴ、
ハゼ…
打つポイントを少しずつずらし
バラ根がある所を探り、まずまずのカサゴ。
連発で良型のキスと続く…。
『今、喰ってますよ~的なアタリはカサゴ!』
『ロッドを曲げたのは良型キス。こいつは引ったくる様なアタリが出る。』
干満の差が少ない日本海は沖合いのウネリ等でも緩い潮流が出たり、
明確な流は出にくいが僅かな潮流で食いが立つ。
1時を回る頃から風向きが東風となり港内は風波が立ち始める。
ウエイトを8gに変更し糸フケで仕掛が流されるのを防ぎ
遠投して照明の明暗境目をスローで探り小気味良いアタリはメバル!
『レギュラーサイズのメバルは小気味良いアタリが・・。』
『五目めはチャリコ。独特な切れのあるアタリが出る。』
港湾の五目釣は魚種に因る異なるアタリを楽しんだり、 釣り方、仕掛を工夫するのもこの釣りの楽しみを広げる。
飛騨の渓流は禁漁となり、
山の木々も色づき始め、秋アカネがススキの上を飛び交い、すっかり秋の装いだ。
最近は、沢グルミ、シバ栗拾いと秋の山の幸を満喫中。
シバ栗拾いは野生動物に喰われる前に拾う。
沢クルミ。まるでブドウの様に枝にぶら下がってる。
外皮を腐らせ実を取り出し、少し細かく砕いて朴葉味噌に混ぜたり、
五平もちに使ったりする。
其にキノコのシーズン開幕!
近くの山では様々なキノコが採れ、
ご近所の喫茶店FishartのHさんの指導でキノコ採りに行った。
かなり急斜面を登り採取のポイントを目指す。ケモノ道と僅かな踏み跡を辿りながら落ち葉の斜面を探す。
やっと見付けた!
これは飛騨でタイコロバチと呼ばれるキノコ。
3本のキノコはマッタケ、下はタイコロバチ
シバ栗は手桶に一杯!
Hさんのお陰でこんなに採れた!
キノコデビューは無事に終り
キノコは
天ぷら、シバ栗は栗ご飯、茹でたりして美味しく頂く。
自然の恵み、Hさんに感謝。
仕事の関係で2月引越、3月よりこの地での生活スタート。
早くも6ヶ月が経過し山村暮らしも馴染んで来た。
⬛移住当初、屋根の雪は60cm程。これ以上積もらない事を祈った。
古い民家なので部屋は広く、 疊、襖、障子戸と断熱効果は無く冬は寒すぎる!
気温が下がる夜間は雨戸を閉め、水道も凍結防止は付けたが少し水を出し、洗濯機の給水も外して凍結防止。タイル張りの風呂は、あっという間に冷めてしまう。
襖に隙間テープ、敷居滑りを張り付けたり、
大きな外壁の隙間を直したりと1週間程費やし暖房は石油ファンヒーターで対応。積雪に因る停電も考慮し普通の石油ストーブも1台用意した。
⬛4月下旬、この地は遅い春を迎える。
移転当初、屋根の積雪は60cm程で幸いこれ以上の積雪は無く雪降ろしは免れた。
⬛cafeRivers
店内は素晴らしいトラウト達が出迎えてくれる。
ご近所で25年前に移住され、トラウト剥製、喫茶店を経営されてるHさんと知り合い、寒冷地生活のイロハを伝授頂きながら、春を迎える。
とは言うものの海抜700m、この地の春は桜の開花が4月末~5月初旬と岐阜市あたりより1ヶ月遅い。
⬛5月初旬、日課の散歩でこんなイワナが遊んでくれた。
渓流釣りのシーズンは、雪融けが進む4月からになる。散歩と称して近くでロッドを振れば、アマゴ、ヤマメ、イワナが数匹遊んでくれる。
⬛庭の再生、ジャングル状態も何とかスッキリ。庭の原形が戻った。
8月になると長い間空き家だった庭は雑草で埋もれ、庭木は延び放題とジャングル状態!
やむ無く釣りを諦め、夕方は草刈、庭木の枝打ち、漸く大きな庭石が顔を出した。
日暮れの縁側で季節の移ろいを感じながらゆっくりコーヒーを飲む。山村ならではの至福の時が流れる。
先週、まとまった雨が降り宮川本流は増水、濁りが強い…濁りが落ちた日曜の午後に時間が出来たので出掛けてみた 。
宮川支流は予想通り、水位は高め、濁りは笹濁り、曇天… と入渓時間以外は好条件だ。
瀬が続く区間に入る。使うミノーは増水の強い流れを考慮し50mm4.5g とした。
⬛写真
急流をものともせず
絶妙なバランスで幾多のヤマメを仕留めてきた試作G‐50s
増水の流を、慎重に遡行。対岸に葦が繁茂し、水深もある絶好の荒瀬を狙う。
良型ヤマメはほぼ一投目で決まるのでミノーをピンで落とさねば為らない。
落とす位置を定め自身の立ち位置を決めてから慎重にキャスティングに入る。
狙いは、ややアップキャストで対岸の葦ギリギリ…左利きなので、此処はバックハンドのフリップキャスト… 低い弾道でギリギリに落とす‼
⬛写真
対岸の葦ぎわをトレースする。写真では分からないがかなり流れは速い‼
葦ぎわ急流を通し自分の横をミノーが通過しミノーが向きを替える瞬間にバイトが出る!
存分に引きを楽しみ上がったヤマメは28cmのまずまずサイズ。
7月末を考慮すればグッドサイズだ。
後はチビヤマメばかりとなり1.5時間で終了。
⬛写真
葦ぎわから引きずり出したグッドコンディションのヤマメ28cm!
増水、真っ昼間は 特に流沿いの葦、猫柳、樹木が作る陰に大型ヤマメは定位し 流下する餌を瞬時に陰から出て補食する。警戒心の強い魚だからこそポイントから離れ気配を察知され無い距離からのキャスティングとなる。
良型ヤマメほどミスキャストで魚がミノーを追って 出てしまい喰わない場合は2投目はまず効かないと思った方が良い。
特に中小渓流は狭い限られたポイントを如何に攻略するか。
キャスティング精度、サミングも重要な要素となる。
特に渓流で擬似餌を使ったフライフイッシング、ルアーは『キャスティングが全て』と言っても過言で無く、持てるテクニックを駆使しゲームを組み立てるのも楽しみの一つに違い無い。