益田川のミノーイング

 飛騨の山々は、すっかり新緑に覆われ、裏の益田川にも釣り人が散見できる季節になった。
 今日は午前中に出荷を済ませ、昼から二人で近くの渓流にイワナ狙いで 出掛けた。

 最近、まとまった雨も無く、水位は低く余り期待出来ないがいつもの場所から入渓。
 メインで使うミノーは真昼、減水を考慮し新製品候補の30mm2.5gで通す。

流れが二分する岩盤底から引き出した尺イワナ

 瀬で追って出るのは小型のイワナばかり。
 水深があり、瀬頭が白泡をまとったポイントの対岸側の小さな反転流にアップキャスト!
 素早くベイルを返し糸フケを取り少し強めのトゥイッチを2回入れてアピール、反転流から流に入る瞬間にヒット! まずまずサイズのイワナだ。 
 樹林が直射日光を遮るポイント、ボトムの岩盤切れ目からは必ず魚信が返ってくる。
 落ち込み頭に岩が流れを分け対岸に向かう流には格好のシェードとなる低い樹木の枝が張りだしたポイントにバックハンドで低くキャスト! ラインをサミングし着水位置をコントロール! 

近年めっきり減少したヤマトイワナ。木陰のポイントから顔を出した。

 ラインは水面に保ったままミノーを流に任せ、糸フケを取りながら小さめのトゥイッチでミノーに平を打たせフラッシングでアピール!
『グン‼』と言うアタリがあり次の落ち込みに落とさない様にランデング‼ 泣き尺のイワナだ。
 結構バイトがあり二人でチビイワナを除き14匹の釣果を得た。
真っ昼間、減水、約2.5時間余りの釣りにしては上出来だ。

流れの脇で見つけた熊の足跡…此処は彼らの領域、細心の注意が必要だ!

■追記
 熊の足跡は、遡行中に発見した…
 多分、夜明け位に出没と思われる鮮明な足跡。飛騨はFMラジオ、町内に置かれたスピーカーから熊の目撃情報が流れたりと熊が多い。
 この季節は熊などの餌となる山菜シーズンでもあり遭遇リスクは高く鈴、笛など最小限の対策は必要だ。
 大型野生動物との接近遭遇のお話はまたの機械に。

 

 

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